○(
野嵜久雄委員長) よろしいですか。(「なし」と呼ぶ者あり)
以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○(
野嵜久雄委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。
――
*――*――*――*――*――*――*――*――*――*――
(3)令和2年度
職員採用試験の実施について
○(
野嵜久雄委員長) 次に、令和2年度
職員採用試験の実施についてを議題といたします。
説明をお願いいたします。
○(
本間人事課長) それでは、令和2年度
職員採用試験の実施について、説明いたします。
協議会資料ナンバー3をお願いいたします。1の採用予定人数及び受験資格でございますが、一般事務職、土木技術職、電気技術職、保健師職、保育士職、消防職の6職種で実施したいと考えております。なお、昨年との相違点ですが、一般事務職の大学卒業程度において、区分の情報では高度な情報処理技能を有している者を若干名、福祉では社会福祉士等の資格を有している者を2人程度、企業、団体等職務経験者では、10年以上の職務経験を有する者を3人程度、さらに、電気技術職を若干名採用したいと考えております。なお、受験資格については表に記載のとおりでございますが、これまで一般事務職の高校卒業程度の区分の受験年齢は、18歳から21歳までと範囲をごく狭く限定しておりましたが、大学卒業程度の上限年齢と同様に35歳までとし、最終学歴が高校卒業の方であれば高校卒業程度の区分にて受験できるよう
見直しを行うことといたしました。
裏面をお願いいたします。2の試験日等につきましては、前期試験の第1次試験を5月17日に、第2次試験を6月下旬に、第3次試験を7月下旬に行い、最終合否の発表は8月中旬を予定しております。後期試験につきましては、第1次試験を9月20日に、第2次試験を11月上旬に、第3次試験を11月下旬に行い、最終合否の発表は12月上旬を予定しているところでございます。
3の受付期間、受付時間及び提出書類につきましては、記載のとおりでございます。
最後に、5の採用候補者名簿への登載等をお願いいたします。2段落目のなお書きを御覧いただきたいと思いますが、土木技術職については、民間企業での技術者の需要が非常に高まっていることもあり、公務組織においては三条市だけでなく人材の確保が難しい状況が近年続いているところでございます。土木技術職に限っては、本人が希望する場合には通常ですと4月1日付けでの採用になるんですが、それを待たずに、前倒しして採用を決定したいと考えているところでございます。
なお、前期試験において採用候補者を得ることができなかった場合は、後期試験をほかの職でも追加で実施したいと考えておりますので、御承知おきいただきたいと思います。
説明は以上です。よろしくお願いいたします。
――
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○(
野嵜久雄委員長) これより質疑を行います。(「なし」と呼ぶ者あり)
以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○(
野嵜久雄委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。
――
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(4)
第四銀行派出所の廃止について
○(
野嵜久雄委員長) 次に、
第四銀行派出所の廃止についてを議題といたします。
説明をお願いいたします。
○(
阿部会計課長) それでは、
第四銀行派出所の廃止について、説明させていただきます。恐れ入りますが、
協議会資料ナンバー4を御覧いただきたいと存じます。
まず、1の廃止の趣旨でございます。マイナス金利等の金融緩和政策の長期化などにより、銀行を取り巻く環境が厳しさを増しており、第四銀行としても業務改革、人員削減等のコスト削減を図る中で、派出所の廃止についての要望がありました。事情やむを得ないものと認め、本市としてそれに応じ、派出所を廃止するものでございます。
2の廃止期日は、会計閉鎖期を考慮し令和2年5月31日とさせていただきます。
3の派出所の現況等といたしましては、記載のとおり、午前9時から午後3時まで、第四銀行の職員が1人で業務に当たっていますが、これを廃止し、4の廃止後の対応にありますように、取扱業務のうち、税等の収納事務を会計課において実施し、公金の預け入れ、払出し等につきましては、第四銀行による毎日の定例の運搬をしてもらうことで、市民サービスを低下することなく、会計課にとりましても過度な負担増加にならないよう協力をお願いしながら、対応してまいりたいと思っております。
説明は以上でございます。
――
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○(
野嵜久雄委員長) これより質疑を行います。(「なし」と呼ぶ者あり)
以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○(
野嵜久雄委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。
――
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(5)第2期すまいる子ども・
若者プランの策定について
○(
野嵜久雄委員長) 最後に、第2期すまいる子ども・
若者プランの策定についてを議題といたします。
説明をお願いいたします。
○(
栗林子育て支援課長) それでは、第2期すまいる子ども・
若者プラン、三条市子ども・子育て支援事業計画の策定について、御説明申し上げます。
協議会資料ナンバー5をお願いいたします。
すまいる子ども・
若者プランは、少子化に歯止めをかけ、子供、若者を取り巻く様々な課題を解決するために、国において法整備がなされ、策定が義務化されたことを受け、平成27年3月に現在のプランを策定したものであります。
現プランにより、保育所整備等による3歳未満児の保育の拡充や新たな子育て拠点施設の開設、子ども・若者総合サポートシステムによるきめ細やかな相談支援の推進など、ハード・ソフト両面にわたる子育てしやすい環境の整備を図ってまいりました。
計画期間5年間の現在のプランが令和元年度が
計画期間の最終年度となることを受け、第2期のプランとして本プランを策定したものであり、基本的には現プランの大枠の考え方を基本とし、取組の実績や現状のデータ、それから、平成30年度に行いました子ども・子育て支援に関するアンケート調査結果等を踏まえ、今年度2回のこども未来委員会での審議を経て、1月にパブリックコメントを募り、計画(案)を2月の定例
教育委員会に諮り策定したものでございます。
1ページをお願いいたします。第1章計画の概要でございます。
2ページをお願いいたします。1の計画の背景と目的でございますが、様々な制度が充実する一方、核家族化の進行や地域社会の結びつきの希薄化によりまして、子育ての孤立化、子育てと仕事の両立が求められる状況などから、ますます多様化する子育て家庭のニーズに対してよりきめ細かな支援が必要となっております。これを受け、引き続き、子供、若者、子育て支援を取り巻く様々な課題を解決するため、本プランを策定したものでございます。
2の計画の位置づけでございますが、この計画は三条市総合計画や三条市のほかの個別計画との整合性を図りながら、各種法律等に基づき策定義務がございます市町村子ども・子育て支援事業計画、策定要請があります市町村次世代育成支援行動計画、市町村子ども・若者計画及び母子保健計画として策定するものでございます。
3の計画の期間は令和2年度から6年度までの5年間であり、4の計画の対象は、現プランと同様でございます。
次に、第2章第1期計画の総括でございます。4ページ、5ページをお願いいたします。
1第1期計画の実施状況でございます。表を御覧ください。5つのプロジェクトごとに施策を立て実施した取組のうち、主な取組として新規・拡充の取組について実施できたものは白丸、未実施のものは黒丸で記載しております。大半の取組は実施できましたが、4つの取組について未実施となったものでございます。
4つの未実施の取組ですが、Ⅰの1の3一時預かりの拡充につきましては、幼稚園における在園児を延長して預かるものですが、本制度で行いますには手厚い職員体制が必要となってきますが、これはなかなか難しいところであり、現在行っております私学助成の利用にて対応が可能であることから、当初予定した子ども・子育て支援制度によるものは未実施としたところでございます。
2つ下の5ファミリー・サポート・センター事業の実施ですが、類似事業を複数の民間団体が行っていることから実施いたしませんでした。
また、下のほうになりますけれども、Ⅱの3の1利用者支援事業の実施は、専任のスタッフを置き子育て支援事業の情報提供等を行うものですが、各子育て支援センターや子育て拠点施設等が行っているため実施いたしませんでした。
5ページになりますけれども、Ⅳの2の1年中児発達参観の全市実施ですが、1施設のみ未実施であります。
次のページをお願いいたします。
2第1期計画の目標達成状況でございます。10の成果指標に対しまして達成は1項目であり、その他は未達成でありました。なお、未達成のうち、改善が図られたものは3項目ございました。市民ニーズを的確に捉え子育て支援を一層充実させていき、子育てに対する不安を解消し、子育てを幸せだと感じることのできる環境づくりを進めていく必要があります。
なお、指標の2から10は子ども・子育て支援に関するアンケート調査結果の数値を用いているものでございます。
次に、第3章三条市の現状と課題でございます。8ページから26ページに現状として各種数値やアンケート調査結果からの数値をグラフで記載しております。1人口等の推移、それからめくっていただきまして、2少子化の状況、次に3家族や労働環境の状況、さらにおはぐりいただきまして、4保育所(園)・幼稚園等の状況、さらにおはぐりいただきまして、5子ども・若者の状況、次に、最後22ページになりますけれども、6子育て家庭の状況について現状を記載しております。
なお、現プランで記載しております項目のほかに新たに追加したデータといたしましては、12ページを御覧いただきたいと思います。
ひとり親の状況といたしまして、下段の(3)児童扶養手当受給資格者の推移を新たに追加いたしました。また、19ページでございますが、利用が急激に増加しております上段(2)児童発達支援等の利用状況でございます。この中の上段の児童発達支援の利用状況は現プランにも記載させていただいておりますけれども、下段の放課後等デイサービスの利用状況につきまして、利用等が大きく伸びているような状況もございますことから、掲載させていただいたものでございます。
次に27ページをお願いいたします。7現状分析のまとめと課題としてまとめた結果、現プランと同じ5項目を課題としたところでございます。
次に、第4章計画の基本的な考え方でございます。
30ページをお願いいたします。1目標、2基本理念につきましては、大きく変わるものではないことから、現プランと同様とし、35つのプロジェクトについても5つの課題が現プランと同様となったことから、同じプロジェクトといたしました。
これらの体系図が次ページであります。31ページになりますけれども、A3判で記載させていただいております。左から、目標、基本理念、5つのプロジェクトと施策、それから中ほどに想定される重点取組、右に継続の取組といたしました。施策、それから重点取組、継続の取組と現プランから変わっているところがございますけれども、詳細については33ページから42ページの第5章計画の内容に記載しておりますので、御覧いただければと思います。この重点取組のうち、主なものをいくつか申し上げたいと思います。
34ページでございます。重点取組の1のプロジェクトの中の施策1の2病児・病後児保育の充実では、保護者が預けやすいように事業内容の充実を図ってまいりたいと考えております。また、
待機児童対策としての重要性から新たに4として保育士確保の推進を掲げました。
35ページをお願いいたします。施策2の1児童クラブの充実として、老朽化した施設での実施について、統合・新設を含めた
見直しを行うとともに、子供の状態に応じた受入体制の充実を図りますとさせていただきました。
また、37ページをお願いいたします。Ⅱのハッピー子育てプロジェクトの中の施策1の1子育て支援センターの拡充では、旧大崎中学校跡地へのつくし保育園の移転改築に合わせ、子育て支援センターを設置いたします。
また、38ページをお願いいたします。施策3の2では産後ケア事業の実施ということで、産後の産婦や乳児を支援する同事業を掲載させていただいたところでございます。
次に43ページになります。この計画の具体的な取組につきましては、今ほど申し上げましたところでございますけれども、この中でさらに、法によって策定が義務づけられています計画として、第6章教育・保育及び地域子ども・子育て支援事業の展開ということで記載を義務づけられておりますので、それが44ページ以降に記載をさせていただいているところでございます。ずうっとおはぐりいただきますと、改めて様々な事業の見込量、あるいは地域ごとの見込量等を記載させていただいているところであります。この地域の割り方でございますけれども、現プランでは5つの地域に分けておりますが、今回の第2次のプランにつきましては、48ページに記載しております図がございますけれども、9つの学園エリアごととさせていただいたところでございます。
なお、教育、保育のほかに国が進める13の地域子ども・子育て支援事業のうち、61ページをお願いいたします。13事業のうち、(8)の子育て短期支援事業につきましては、子供を預けるというものでございますが、家庭の事情によって児童の養育を一時的に行うものですが、市内にこれができる施設はなく、必要時は児童相談所による一時保護等により現在対応がなされているため、この事業は現行どおりとし行わない予定でおります。また、(9)のファミリー・サポート・センター事業につきましても、民間団体により類似事業が実施されていることから行わず、各団体におけるサービス提供者の養成等の講座実施による支援を継続してまいりたいと考えております。
最後に、第7章計画の推進でございます。65ページ以降となります。第7章計画の推進ではその推進体制といたしまして、現計画と同様毎年度各取組の実施計画、実施状況をこども未来委員会で点検評価を行い、確実な実施に向けて進捗管理を行ってまいります。また、67ページの2の成果指標は現計画を踏襲しておりますが、先ほど6ページで申しました、10番目の項目、再度6ページを御覧いただきたいと思いますけれども、この10番目の項目が、「子どもが生き生きとしていると思う」というような項目となっております。この項目につきましては、外で元気に大勢の子供が遊んでいるイメージであったり、自分の子供以外はなかなか状況が見えにくいということで、評価しにくい項目ではないかということから新たなプランではこれを削除し、1から9の項目を指標として、踏襲するものでございます。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
――
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○(
野嵜久雄委員長) これより質疑を行います。
○(
久住久俊委員) 11ページの合計特殊出生率、一生の間に女性が何人子供を産むかという数値でございますが、平成27年に突然、がたっと三条市では減っているわけでございます。この原因は何が想像されるのかお教えください。
○(
栗林子育て支援課長) いろんな要因があるかと思います。そもそも合計特殊出生率につきましては、単に人口に対して何人生まれたかということではなく、ここに記載のように15から49歳までの女性の年齢別出生率を合計したものでございます。そうしますと、例えば27年ですと、その年代の女性は多いけれども、子供の数が少ない状況になっていて、その後は子供の生まれている数は決して増えているわけではないのですけれども、女性の該当する年齢の方がその後はさらに減っている。そうしますと、分母と分子の関係で上がるというような状況がございます。そのような関係で、これ一つ見ただけでどうこうということはなかなか言い難いところであるとは思いますが、今のようなことが若干関係しているかとは思っているところでございます。
○(
久住久俊委員) 要するに原因は分からないと解釈せざるを得ないわけであります。それはそれで結構なんですけれども、そしてまた今の説明が非常に早口の説明でございましたが、本当によく調査していると思いますし、これをどういうところに配布してどのように利用していくか、これは本当に立派だと思います。これをいかに活用していくかについて所見を承りたいと思います。
○(
栗林子育て支援課長) 皆様をはじめとして配布させていただきますけれども、関係する各施設あるいは保護者が目にしやすいようなところに設置させていただきたいと考えております。また、我々職員につきましても、毎年度事業を進めていくために手元に置いておく部分もございます。
○(
名古屋豊委員) 6ページと、それから関連して67ページについて伺いたいんですけれども、三条市は子育て支援に大変力を入れてきているという中で、特に9番、10番の三条市が子育てしやすいまちであると思う人の割合が平成25年度47.9%であったのが平成30年度24.7%になっている。それから、10番、これは5年度の目標を成果指標からは削るということですが、生き生きしていると思う人の割合も62.4%から34.3%になっているこの数字について、私自身は大変ショックを受けているところなんですが、なぜこのような低い数値になっているのか、そういった分析について伺いたいと思います。
○(
栗林子育て支援課長) 確かに様々な施策を行い、他市に決して引けを取らない施策を展開してきていると思っているところではございます。しかしながら、想定していた前回よりは低いということにつきましては、さらにより皆様方のニーズが高くなっているのではないかということが1点考えられることだと思います。
あともう一つは、若干やり方の問題ではあるのですけれども、前回25年度調査につきましては調査票の選択肢をいいほうから縦に並べまして、今回は未来委員会の皆様の御意見をお聞きする中で、やはりそれを恣意的に誘導する可能性があるのではないかということで選択肢を横に並べさせていただきました。実はそんなことが若干関係しているのではないかという御意見も頂戴したところであります。
○(
名古屋豊委員) そうすると、平成30年度調査のほうが、より市民の皆さんの実感を、そしてまた実態を反映しているということも裏返せば言えるのかもしれませんので、その辺りをよく認識した上で、これはつくられていると思うので、またこのプランに沿って子育て支援を進めていただきたいと思います。
○(
野嵜久雄委員長) ほかにございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
しばらくしてありませんので、以上で質疑を終了したいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○(
野嵜久雄委員長) 御異議がありませんので、以上で質疑を終了いたしました。
――
*――*――*――*――*――*――*――*――*――*――
○(
野嵜久雄委員長) 以上で本日の
総務文教常任委員協議会を閉会いたします。
閉 会 午後4時13分
以上会議の次第を記載し、常任委員協議会運営等要綱第4条第1項の規定により、ここに署名する。
総務文教常任委員会
委 員 長 野 嵜 久 雄...